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MGキュベレイ素組レビュー

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塗装改造の作例
塗装改造の作例
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アニメ再現度高し!MGキュベレイを素組レビュー

今回はMGキュベレイを作ります。まずは素組レビュー。

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MGキュベレイの特徴

MGキュベレイは2001年発売のキット。既に発売から20年が経過している古参キットです。

友人
友人

人気がある機体の割に、作り直されないよね

筆者
筆者

最近は派生機種が多く発売されてるけど、確かに本家キュベレイのMGは昔のままだねぇ

キュベレイはご存知、非常に人気のある機体です。

既にHGキュベレイはリバイブとして2度目の発売を遂げていますが、MGは今のところこの2001年発売開始のものが最後。

一方で、派生機種であるMG「キュベレイダムド」「キュベレイアンベリール」が2020年代にプレミアムバンダイ限定で発売されています。

ある種それがVer2.0的な立ち位置になってしまっているのでしょうか・・・??

白いハマーン・カーンのキュベレイも是非Ver2.0を出してほしいものです。

キュベレイ機体紹介

今更かもしれませんが、機体紹介。

機動戦士Zガンダム、ZZガンダムと2作品連続でラスボスを飾った機体です。

パイロットはネオ・ジオンを率いるハマーン・カーン。

特にZZガンダムでは複数のキュベレイが登場していますが、このキットはハマーンが搭乗する白いキュベレイ。

他に類を見ない形状、配色。

そして戦闘スタイルはファンネルとビームサーベルのみというシンプルさ。

どこか女性的な雰囲気を漂わせている機体でもあり、長い指やつま先、曲線で構成されたデザインが特徴です。

白のメインカラーに、挿し色がピンクというのもすごく気品があります。

そういえばこのピンク色、ハマーン・カーンの髪の色と同じですね。お揃いしたんだろうか。

パイロット・ハマーンカーン

実は筆者、ZZガンダムを視聴したのは結構最近のこと。

AmazonPrimeで全話視聴しました。

¥110 (2025/09/12 23:00時点 | Amazon調べ)

視聴してみると、前半からやたらとハマーン・カーンさんが出てくるんですよね。。。

当時本当に人気があったんだろうなぁ、ということが良く分かります。

おまけに、友人から「ハマーン人気?あるにきまってるだろこれを見ろ」と、ハマーンが主役のコミックまで紹介されてしまいました。

なんという人気。その名も「アラサーOLハマーン様」。まじっすか。

友人
友人

ガンダムの女性キャラでもトップクラスの人気だと思うぞ。

キットとしての特徴

さて、キャラネタはここまでにして再びMGキュベレイレビューに戻ります。

上述の通り、何しろ2001年という発売年から来る古さはさすがに隠し切れません。

可動域は基本的に狭く、スタンド用の接続穴などもないことから飛行形態で飾ることなども基本的には不可能。

しかし、なんといってもアニメ再現度が高く、大きさも相まって非常に魅力的なキットに仕上がっています。

MGキュベレイの優れている点

  • 凝った手首パーツ
  • 斜め上を向ける首可動
  • パーツ構成は少なく作りやすい
  • アニメプロポーションを非常に高く再現

ウリは、当時としては画期的な指が可動する手首パーツでしょう。

握り手、指が非常に美しい独特な平手、そして可動指の付いた平手。計3種6個の手首パーツが付きます。

やはりキュベレイの特徴は美しく長い指。当時このキットを開発した方はここに力を入れたのだろうな、と伝わってきます。

しかしやはりどうしても金型の都合からか、パーティングラインがかなり出てしまいます。

作成時はしっかりバリ取りするのがおすすめです。

キュベレイの指のように狭い場所のパーティングラインをしっかりヤスリがけする際は、アルゴファイル「カービングサンダー」のように、ヤスリをピンと伸張させて保持する器具が便利です。

詳細は別記事をご覧ください。

また、首は斜め上を向くことができ、このキットの中では非常に可動域が広く取られています。

恐らく飛行ポーズを取れることを想定しているのでしょう。箱絵もそれを示唆しています。

バインダーもしっかり開くことができます。

加えて、初心者にうれしいのはMGとしては非常に作りやすい点。

パーツの分割が比較的大まかで、細かい組み立てはあまりありません。

特にバインダー部の大きさと迫力は圧巻です!

MGキュベレイの残念な点

  • 古さからくる可動域の狭さ
  • パーツ保持力は弱め
  • スタンドに乗せられない

やはり発売から20年以上経過しており、現代のMGと比較すると古臭さはぬぐえません。

現代キットと比べ一番古さを感じるのはやはり可動域と関節の構成。

ポージングはほとんど取れず、関節はあまり曲がりません。

また、ポリキャップが多用されており、パーツの大きさと相まって保持力は微妙。

更に、スタンド穴などもないため基本的には飛行形態などで飾るのは不可能。

素立ちで飾ることになるかと思います。

また、パーツが大振りで組立が少なく作りやすいメリットは、裏を返せば精密性には劣るデメリットでもあります。

例えばバインダー裏は塗り分けもなく、バインダーを開いた状態で飾ろうと思うと素組だと少し寂しいです。

などなど、今の視点で見ると色々気になる点が出るのも事実。

しかし、これらを覆すだけの魅力があるキットです。

何しろ、あのアニメで出てきた白いキュベレイを1/100サイズで再現してくれる唯一のキット。

ある種、これこそが一番のウリかもしれません。

ちょうど記事執筆時点の2025年秋、DMM通販さんで再販を受け付けているようなのでよろしければ見てみてください。

次回はこのキュベレイの完成記事でお目にかかりましょう!

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