話題沸騰・dspiae水性アクリルマーカー蛍光色を使うメリットとは
前回、dspiae水性マーカーを詳しくレビューしました。
今回はその続きとして、ノーマルの水性マーカーの方ではなく蛍光色をモノアイ改造と共にご紹介します。
おさらい:dspiae水性マーカーとは?
dspiae=ディスペイと読みます。上海発の模型工具メーカー。日本ではプラモ向上委員会のエトワールさんが代理店をされています。
国内のガンプラモデラーにとっては、ペンタイプの塗料と言えばまずはガンダムマーカーが挙げられるでしょう。

dspiae水性マーカーはガンダムマーカーを凌駕する汎用性を誇るプラモデル用マーカー。
水性としてはかなり発色が良く、かつトップコートをしても塗膜が溶けないため他塗料との併用がしやすいメリットがありました。
また、ペン先が面相の筆ペンになっており、細部の塗り分けからそこそこ広い面の塗りにも対応できます。

水性塗料としては、ファレホやシタデルの筆塗りに近い感覚で運用できる、非常に優れたツールであるとご紹介していました。
今回は蛍光タイプを導入!
前回記事はノーマルカラーでしたが、今回は蛍光色にチャレンジ。
使い勝手をチェックしていきます。


蛍光カラーと言えば、モノアイの塗装での利用が多くなります。ということで、当ページでもモノアイ塗装をご紹介。
その前に、モノアイ改造について軽くおさらいします。
モノアイパーツ・Hアイズをdspiae水性マーカー蛍光色で塗る
モノアイ改造のド定番・Hアイズ&SPプレートの組み合わせ
当サイトのおさらいとなりますが、非常に初心者向きのモノアイ改造方法としてHアイズ&SPプレートの組み合わせがあります。
基盤部として金属製のSPプレートを用意し、その中にモノアイパーツに当たるHアイズを入れるだけの超・お手軽改造。
これだけでも、ピンク色のシールを貼るより圧倒的にクオリティが上がります。
コツとしては、SPプレートとHアイズの接着に水性接着剤を使う事。
瞬間接着剤は白くなることがあるので不向きです。
詳しくはモノアイ改造(Hアイズ+SPプレートへの換装)記事をご覧ください。
モノアイを塗るともっとかっこよくなるんです!
上記記事では、SPプレートとHアイズに交換する方法のみを記載しました。
ここに更に蛍光カラーを塗ると、UVライト照射で発光表現できるようになります。
完成後の写真撮影でもまるでモノアイが光っているように見え、満足度がアップすること請け合い。

dspiae水性マーカー蛍光色のメリットは!!
しかし、蛍光カラーというのはちょっと扱いが面倒というデメリットがあります。
蛍光ピグメントが他塗料と混ざらないよう、筆や塗料皿を分けて管理しなければなりません。
また、本当の駆け出しの初心者の方はそもそもどう塗料を希釈して、どう片づければいいのか?何を準備すればいいのか?の知識がないケースもあります。
これを解決できるのがdspiae蛍光マーカーというわけです。
- 他に何も準備しなくていい
- 塗料の知識不要
- 後片付け不要
蓋を開ければすぐ塗れる。これが最大のメリットです。
dspiae蛍光マーカーは不透明
まず、筆先を見ていただくとわかる通り不透明です。

蛍光カラーは同じ蛍光色でもクリアに近い半透明色と、隠ぺい力の高い不透明色に分けられます。
例えば、モノアイを蛍光色で筆塗りする際の有力な候補として他にガイアカラーのエナメルが挙げられます。
ガイアカラーの蛍光エナメルカラーは半透明。ラッカーも同様ですが、ガイアの蛍光色は透明感が魅力です。
一方のdspiaeマーカーは不透明。比較的しっかりと隠ぺいしてくれます。この辺はどちらが好きか、好みになりそうです。
前置きが長くなってしまいました。では、ここからは当サイト恒例の実例写真に写ります。
塗ってみよう!




ちょっとしたコツ
小さなモノアイパーツを塗る、ちょっとしたコツも一緒にご紹介します。
モノアイパーツは、非常に小さいので塗っている最中に筆に持っていかれたり、どこかへ吹き飛んで行ったりする事故があります。
これを防止しましょう。
用意するのはマスキングテープと、貼って剥がせるテープのり・ピットタック。







よろしければ参考になさってください。