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ガンプラのモノアイを改造(Hアイズ化)してみよう
改造の初心者でも手を出しやすい、とってもかんたんなガンプラのモノアイ改造方法を解説します。
ガンプラ、特にHGのモノアイは付属のシールで表現されていることが多いです。
これを別売りのパーツに置き換えることで、一段階グレードアップしたプラモデルにすることができます。
なお、ツインアイのかんたん改造は以前こちらの記事で取り上げました。
また、モノアイ本体の改造以外にも「モノアイスリットの幅を狭める方法」も解説記事を用意しています。よろしければ合わせてお読みください。
![筆者](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2023/07/icon_au.jpg)
初めてこのモノアイ改造をしたとき、あまりの簡単さと出来栄えにびっくりしたおもひで!!
超初心者向けを謳ったからには、改造経験者目線では冗長なくらい丁寧めに書いていきますね!
ガンプラのモノアイ改造に必要な材料
超初心者が手軽に失敗なく、かつかんたんに改造しようと思うとある程度材料をそろえた方が安心です。
もちろん、材料を買うのではなく作るようになると、また別の楽しみが出てくるものです。
しかし、まずは「かんたん」「お手軽」「初心者でもかっこよく」。これでいきたいと思います。
材料はこちらです。
- ハイキューパーツ社製 SPプレート
- WAVE社製 Hアイズ
ガンプラ改造を趣味にしている人にとっては、幾度となくお世話になっているだろう優良パーツです。
レンズのクリアパーツであるHアイズなどはあまりにも有名すぎて、モノアイをHアイズに変更することは「Hアイズ化」と呼ばれるほどです。
SPプレートはモノアイの基盤部分、Hアイズはレンズ部分に対応しています。
公式ページはこちらです。よろしければぜひご覧になってください。
では、ここからは実際の作業に入っていきます!
モノアイ改造の手順
モノアイサイズの選択
モノアイの直径を測りましょう
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_018_-575x1024.jpg)
まずは、ガンプラに付属するシールのモノアイサイズを測ります。
筆者はHGゲルググのモノアイ改造をしようとしています。測ってみると2mmちょっとのようです。
測ったシールサイズに近いSPプレートを選択すると間違いがないでしょう。
SPプレートを選びます
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_001-576x1024.jpg)
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_002-561x1024.jpg)
基準になるのはベースとなるSPプレートの方です。ここで要注意なのは、SPプレートのサイズ表記です。
SPプレートのサイズ表記は内径を示しています。
写真であれば「1.5mm」ですが、これはプレートの内径部分を示しています。外径はそれより大きいです。
HGゲルググのモノアイシールは2mmちょっとだったので、今回は内径1.5mm/外径2.1mmのSPプレートを選択します。販売時のサイズ表記は「1.5mm」です。
なお、一般的なHGガンプラ(1/144サイズ)であれば、だいたいSPプレートは内径1.5mm~2.5mmまでの3タイプ(0.5mm刻み)になるのではないでしょうか。
内部にハメるHアイズの方は外径サイズ表記なので、今回は「1.5mm」を選択します。
Hアイズは何種類かサイズがありますが、1.5mmのレンズパーツが入っているのは「Hアイズ3ミニ」です。
モノアイ改造に最適な接着剤の選択
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_003-576x1024.jpg)
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_004-573x1024.jpg)
続いて、SPプレートを本体パーツ側に貼る準備をします。
SPプレートは金属なので、一般的なプラモデル用接着剤(有機溶剤系)は使えません。
お勧めは「ピットマルチ2」という貼ってはがせる水性接着剤です。
これをマスキングテープなどの上に少しだけ出し、つまようじですくってSPプレートの裏に塗ります。ほんのわずかで大丈夫です。
ピットマルチの素晴らしい点は、一度付けた後に場所を変えたり接着剤を簡単に除去できる点です。
接着剤の選択については以下の記事をぜひご覧ください。水性接着剤の特性についても解説しました。
SPプレートをパーツ側へ貼りつけ
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_005-576x1024.jpg)
ピットマルチ2が裏側についたSPプレートを本体パーツへ貼りつけます。
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_006-575x1024.jpg)
続いて、ヘルメット側の処理を行います。
これはキットによりますが、ヘルメット側とモノアイパーツ側の距離が近いと干渉してヘルメットがうまくつけられません。シールに比べてSPプレートが出っ張るためです。
何もしなくてもスムーズに組み立てられるキットもあります。
HGゲルググはわずかに接触があったので、ヘルメット側のモノアイが当たる場所をヤスリで削りました。
Hアイズ=レンズ部分の切り出し
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_008-575x1024.jpg)
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_009-575x1024.jpg)
Hアイズは円形のパーツです。
切り出し方は少々要注意です。できれば写真左のように、少しパーツから離れた場所を切りましょう。
写真右のようにパーツとランナーが少し繋がった状態になるとよいです。
Hアイズは円形なので切りすぎると円形の一部が欠けてしまいます。
細かいパーツなのですが円が欠けると人の目は意外と敏感にそれを捉えますので、切りすぎを防ぐ措置です。
Hアイズの切り出し②
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_010-575x1024.jpg)
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_011-576x1024.jpg)
先ほどニッパーで切ったHアイズをきれいに円形に切り取ります。
この時できれば曲刃のナイフを使うのが理想です。(なければ通常の直刃でも大丈夫です)
曲刃を推奨しているのは、直刃よりパーツと刃の接触点が小さくなるからです。
接触点を小さくすることで、パーツを余計に抉り取るリスクが減少します。
SPプレートへのHアイズ取り付け
![SPプレートの内部に水性接着剤を塗ります つまようじで塗ると塗りやすいです](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_012-e1707652500390-966x1024.jpg)
SPプレートの内径部分にピットマルチ2を塗ります。
つまようじ、万能です!
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_013-575x1024.jpg)
ピットマルチ2を塗ったSPプレートに先ほど切り出したHアイズを乗せます。
これで完成です!
かんたんモノアイ改造、これにて完成です!
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_014-573x1024.jpg)
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_015-647x1024.jpg)
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_017-575x1024.jpg)
パーツを組み立てると、上記写真のようになります。
たったこれだけの作業ですが、付属のピンクシールに比べるととってもかっこよくなったのではないでしょうか。
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/01/monoeye_016-573x1024.jpg)
以上が初心者でもかんたんモノアイ改造の方法でした!
是非お気に入りのガンプラに試してみてください。