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HGUCシャア専用ズゴック素組レビュー

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塗装改造の作例
塗装改造の作例
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2024年以降、ズゴックと言えばアスラン。

というくらい、アスランのズゴックが話題をかっさらいました。

そんな中、黙々とHGUCシャア専用ズゴックを作っていきます。

まずは無改造・素組状態のHGUCシャア専用ズゴックについてレビュー。

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HGUCシャア専用ズゴックは超傑作キット

既に発売から何十年も経過しているこのキット。

名作の呼び声高いこのキットに対し、今更筆者ごときアマチュアモデラーがレビューするのも気が引けるくらいです。

とは言え、当サイトはガンプラ改造駆け出し初心者のためのサイトと謳っている以上、触れないわけにはいきません。

それくらい、数多のモデラー達が取り組んできた名キットです。

これからガンプラ趣味(改造、コレクション問わず)を始めたい方には是非一度は入門いただきたい。

そんな気持ちでご紹介したいと思います。

HGUCシャア専用ズゴック箱絵です

HGUCシャア専用ズゴックはどんなキット?

発売は2001年。今から20年以上前です。

カラバリキットであるHGUC量産型ズゴックは先行して1999年に発売されています。

このため、構造や型としてみると2001年よりもっと古いことになります。

ここまで古い以上、リバイブ版が出されていてもおかしくないレベルなのですが、2025年時点その話は聞きません。

また、リバイブ版を待ち望む声も恐らく他キットに比べてあまり多くないのではないでしょうか。

それほどまでに完成度が高く懐が深いキットです。

ベテランはどう改造しようか頭を捻り、初心者はただ組み立てるだけで満足度が高い。

ある種、アマチュア向け模型キットとして一つの頂点ではないかと筆者は考えます。

友人
友人

大げさだなぁ・・・・・
と思うけど、確かにわかる

HGUCシャア専用ズゴックの優れた点

たくさんあるのですが、代表的なものとして以下が挙げられます。

  • 価格が安い
  • ランナー僅か3枚という超シンプル構成でサクッと作れる
  • 無改造でも満足度の高い出来栄え
  • 可動域が広く、アニメで有名なポーズも楽々

価格面で言うと、2025年6月記事執筆時点の希望小売価格は¥1,100です。

値上げ前の価格は千円札でお釣りが来ました。

安価なHGの中でも特に安い部類です。

デザインがシンプルでランナーがたった3枚という構成であることも安価の理由かも。

一方で、このシンプル構成のおかげでガンプラ組立の初心者でも容易に挑戦する事が可能です。

慣れた人であれば、30分程度で組み上げだけならできるくらいでしょう。

おまけに、それだけ簡単組立なのに完成後の姿はまさにあのアニメで見たズゴック。

お得意の名シーンもバンバン再現できる可動性があり、遊びごたえも十分です。

初心者が躓きやすい点

  • 関節部がABS樹脂
  • 改造しようとすると箇所によってはハードルが高い

一方、古いながらのデメリットもちらほら。

まず、関節部がABS樹脂というプラスチックでできています。

通常のプラスチックパーツは、ポリスチレンと呼ばれるプラスチック。

ABSはこれとは異なるプラスチックで、少々性質が違います。

ABS樹脂の特徴と注意点

まず、ポリスチレンと比べ硬質な点が挙げられます。

このため、古いガンプラでは頑強さを利用して関節部によく使われていました。

一方、硬いということは粘りがないということでもあるので、衝撃を受けると割れやすい欠点があります。

また、削れやすいため徐々に関節部が緩くなってくる・・・というのがこのHGUCズゴックの古来からある欠点です。

しばらく遊んで関節部がプラプラし始めたら、一度取り外して瞬間接着剤などを使って少しボール部分を大きくしましょう。

ボールジョイントのサイズ変更の記事が参考になるかと思います。

また、ABS樹脂を塗装する際は要注意です。有機溶剤によって割れやすくなります。

ズゴックに関してはほぼ見えないため、ABS樹脂部分は塗装自体回避するのが良いかもしれません。

改造時のハードルは割と高め

どこまで求めるかによりますが、シンプルであるがゆえに様々な改造が考えられます。

手法ややりたいことによっては、自分の技量より上のものが求められるかもしれません。

例として挙げると、このズゴックはモノアイがピンクのシール式。

これを交換しつつ、アニメのように動かそうと考えたとします。

初めてガンプラ改造しようとする人にとってはちょっとハードル高めと感じられることでしょう。

ただ、当サイトはそんな時のためのネタ帳でありたいと思っていますので、続く記事で色々改造にチャレンジしたい人向けのサポート情報を提供する予定です。

特にズゴックは単価も安く、失敗して思い切り壊してしまったとしても多少後悔少なめ!

プラモ改造は失敗前提の趣味。思い切りよく、是非挑戦しましょう。

インターネットではどこで買える?

昨今のガンプラ品薄状況から、なかなかECサイトでの購入は難しくなっています。

特にメーカー希望小売価格近辺での購入は至難の技。

当サイトではAmazonまたはDMM通販での購入をおすすめしています。

DMM通販は一般の知名度はまだまだありませんが、ガンプラ購入の際非常に有力な選択肢になります。

詳細は以下の記事をご覧ください。

素組レビュー

合わせ目関連

正面から見ると、合わせ目は全くありません。

側面側にはいくつか合わせ目が出ます。

ただ、比較的デザイン性を持たせやすい部分でもあるため処理しないモデラーさんも多いです。

筆者も今回はここは消さずに行ってみようと思います。

前腕部も合わせ目が出ますが、これまた個人的にはあまり気になりません。

デザイン的に、中心部に同様のラインを入れているからだろうと思われます。

ここまでは非常に優秀な分割具合でしたが、背中バックパックははっきり出ます。

いわゆるモナカ割というやつで、タンク形状が縦に割れてしまうのでここは何とかしたいところです。

合わせ目消しの方法は以下で解説しました。

おすすめ改造ポイント

モノアイ周辺の改造がおすすめ

今回はこの後改造・塗装するつもりだったためシールは貼っていませんが、モノアイはピンクのシール。

シールなので貼ってしまうと位置が移動できない点がデメリット。

また、少々大きく、何だかかわいらしく見えてしまいます。

モノアイ自体を交換しつつ、可動まで手を出せると満足度が高くなるでしょう。

モノアイ交換の定番はSPプレート+Hアイズの組み合わせ。これを水性接着剤で張り付けるのが簡単です。

モノアイ交換に関する解説はこちらです。

また、HGUC版はヘッド部が少し高めで、モノアイスリットが太いです。

ここを狭める加工を行うと迫力のある顔立ちになります。

爪を加工しよう

HG版のズゴックの特徴は短く先端が丸い爪。

MG、RGはもっと長く鋭いです。

最もシンプルなのは、削って尖らせること。

ただ、削って尖らせると更に短くなってしまうデメリットもあります。

新たにプラ板から作ってしまうのも一つの手です。

ポージング集

アニメで出てきたあのポーズやこのポーズも自由自在。

この時期のHGキットとしては驚異的な動きをしてくれます。

入手したら、是非楽しんでみてください。

次回は実際の改造方法をご紹介していく予定です。

完成記事はこちら。

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