ガンプラのお手軽撮影に最適!物撮りノートレビュー
ガンプラを撮影して、SNSにアップしたい。でも周りに自宅のごちゃごちゃが写って欲しくない。
そんな場面、結構あるのではないでしょうか。
今日は超手軽に物撮り(ブツ撮り)するためのグッズ、物撮りノートをご紹介します。
物撮りノートとは
一言で言うと背景紙集
物撮りする際、周囲に色々写りこんでしまうのを避けたいケースは結構あります。
きれいな写真を撮りたいときはその典型例。SNS向けや、メルカリなど見ず知らずの人にしっかり見てもらいたい物を撮るときはお邪魔な情報を入れずに撮りたいです。
そんなとき、画用紙を使って撮影する手法があります。この物撮りノートはまさにその画用紙を更に撮影向けに使いやすくしたものです。
物撮りノートのメリット
じゃあ画用紙のままでいいじゃん 安いし
筆者も一瞬この発想がよぎりました。
しかし結局こうはならず、物撮りノートを買うことにしました。
買う判断をしたメリットは以下のとおりです。
背景紙が自立する
物撮りノート最大の特徴です。
表紙と背表紙が固いので、開いたら自立します。おまけに紙が長く、折りたたんであるので背景と地面側もカバーしてくれます。
折りたたみのレフ板がついてくる
非常に嬉しい付属物でした。
レフ板は、光源が一箇所しかないときのサブとして非常に重要です。明るく撮りたいときはぜひ欲しいですし、意図的に陰影を付けたいときは使わなければOKです。レフ板があれば、明るさのコントロールができます。
※後ほどこの物撮りノートを使ってレフ板有無の写りの違いもご紹介します
折りたたみ式で、ノートに挟んでおけるのもポイントが高いです。
とにかく手軽!
最高のメリットはこれでした。ものすごく手軽で、出したらすぐ撮影できること。
きちんとした撮影ならやはりライトなど準備が必要ですが、SNS向けなのであくまでその場ですぐに撮れる方を優先したいところです。
物撮りノートは開いて立たせたら終わりなので、本当に手軽です。
物撮りノートのデメリット
横から撮影すると、紙の折れ線が入ります。
筆者はガンプラの写真をSNS向けに手軽に撮りたいときに使うのですが、ガンプラは横から撮るため折れ線が出てしまいます。
筆者の場合はわかっていて買ったのと、背景が消えてくれれば十分だったのでデメリットには感じませんでした。
では、実際に撮ってみます。
実際に撮影
筆者が使っているのは物撮りノートの中でもスケブサイズの物撮りスケブです。
ガンプラは横から撮る事が多く、サイズ的にノートでは恐らく上がはみ出してしまうためスケブを選択しました。
物撮りスケブは白、黒、紺、赤、ピンク、茶、グレー、緑の背景紙です。
他にもファンタージ系の物撮りノートや、SF系の物撮りノートなどさらに「背景」を意識するような姉妹品もあります。
今回はHGシャア専用ゲルググを使って、スマホで撮った写真をご紹介します。
スマホのセッティングについて
筆者のスマホは数年前のエントリーモデルAndroidで、カメラ性能はかなり低いです。ハイエンドスマホや現行iPhoneをお使いの方はもっともっと良い写真が期待できます!
また、セッティングもマニュアルモードなし、オートでいきます。これも手軽さ優先で、「すぐ出してすぐ撮る」を想定しているためです。
撮り方のコツ
手軽な物撮りは窓際で撮るのがおすすめ!
手軽さ最優先なので、基本的にライトも使わない前提でいきます。
ライトなしできれいに撮りたい時は、窓際で撮影するのがおすすめです。
自然光を利用することになるので、ライトなしでも明るく撮れます。
明るすぎる場合は真正面から光を受けるのではなく、窓に対して斜めに向くようにすると自然な明るさになります。
写真の例では斜めから少し逆行気味に光を取るようにしています。
レフ板で明るさ調整する
レフ板は窓からの光を反射する位置に置きましょう。実際に撮ってみて、明るめと陰影のついた暗め、どちらが好みかを判断すればよいかと思います。
一般的に、細部までしっかり見えるようにするならレフ板ありが良いと思います。
筆者の場合はプラモデル撮影なので暗めの方がかっこよく撮れるケースもあり、そもそもあまり窓際に寄り過ぎないように調整するケースもあります。
ただ、ここではいったん一般例として窓際で撮ってみたいと思います。
白背景の例
レフ板あり
背景も白いのでより明るく見え、全体が細かい部分までちゃんと見えます。
一般的な撮影ではこれが一番ストレートな気がします。
レフ板なし
先ほどと比べると、レフ板側の明るさが消え影ができました。
陰影がくっきりして、影部分は見づらいもののプラモデルならこれも結構かっこいいのではないでしょうか。
小物や料理を撮るにはちょっと不向きかなという気がします。
黒背景
レフ板あり
黒背景の場合は明るすぎるとちょっとぼやっとしてしまいますね。
レフ板なし
レフ板なしの方が、陰影がくっきりして黒背景には向きそうです。
ただ、暗めでかっこよく撮るならもう少し窓際から離れてもよさそうです。
紺背景
ここからは全てレフ板ありでの例です
黒に似た濃い色ですが、印象が変わります。
時計などの高級品の撮影などにいいかも?
緑背景
ちょっと変わった緑色の背景です。抹茶色に近いと感じです。明るいとあまり緑と認識されませんが、もう少し暗くなると抹茶感が強まります。
茶背景
自然な色で結構使いやすそうです。ハンドメイド品なんかにいいかもしれません。
グレー背景
意外と引き締まっていて良い背景でした。
ピンク背景
モデルさんがシャア専用なので同化しました。
モデルが悪いですが、かわいい小物撮影などにはすごくぴったりな色味です。
赤背景
すごく速そうなシャア専用になりました。目がチカチカします。
ただ、これもモデルが白いものだったり黒いものであればここまでドぎつくならないはずです。
その他ガンプラの立たせ方や撮影テク
別記事にて、ガンプラの立たせ方や撮影する際のポイントも解説しています。よろしければ併せてご覧ください。
まとめ
物撮りノートでのSNS向け撮影、いかがだったでしょうか。
もし手軽に、でもちょっと非日常な物撮りしたいなと思った時はぜひ試してみてください。