プラ板工作で直角出しするための工具・シモムラアレック角三
当サイトではこれまでにプラ板工作に初めてチャレンジする人向けに、いくつかの記事を提供してきました。
今回はその続編として、プラ板を立方体に組み合わせる、「箱組」と呼ばれる方法の第一歩を解説していきます。
箱組とは
プラ板同士を組み合わせて、立方体を作ること、およびそれを行うための方法を指します。
プラ板工作ではベーシックな方法として古から多くの先達モデラー達が取り組んでいるテクニックです。
難しいポイント
初めてチャレンジする駆け出しのガンプラモデラーにとって最初の難関は、プラ板同士を直角に組み合わせることです。
初めてチャレンジした時はイメージよりも全くうまくいかず
びっくりしました
しかし、立方体を作るためには直角にプラ板を組み合わせるのは必須条件です。でないと立方体にならないためです・・・・
直角箱組をする前に!
実は最も大事なポイントの一つは、プラ板を切り出すタイミングで早くも訪れます。
使用するプラ板は直角水平かつきれいな断面で用意しましょう!
上述の通り、立方体は構成するすべての面と辺が水平直角でなければいけません。
このため、箱組する手前の段階でこれが崩れていると、難易度が爆上がりしてしまいます。
直角水平にプラ板を切り出すコツと工具については以前の記事でしっかりめに解説しましたので、是非ご覧ください。
スライド定規があれば駆け出し初心者でもかなり楽に切り出すことができます!
コツ・・・実は工具さえあればやりやすい!
コツ1:直角出しのための工具を使う
一つ目のコツは、各プラ板を支えるための工具(治具)を使う事です。
シモムラアレックの角三は直角出し用のツールです。角三に沿ってプラ板を置けば簡単に直角出しができます。
コツ2:裏から直角を支えるためのプラ材を置く
二つ目のコツは、支えのプラ棒を置いて接着することです。
先ほど記載したように、直角が難しいのは支持点が小さく不安定なためです。
支持点を面にすれば一気に安定感が増す仕組みです。
プラ板を接着する際、一緒にプラ棒を置いて接着してみて下さい。
箱組で作ったパーツは改造に使える!
箱組の要領で立体を作ったパーツを試しにガンプラに取り付けてみました。
このやり方であれば駆け出しガンプラ初心者でも簡単にオリジナルパーツを作ることができます。
ぜひお試しください。