ビームサーベルは塗装すると映える
前回、シャープに尖らせたクリアパーツのビームサーベル。今度は塗装して存在感を出してみましょう。
ビームサーベルの塗装方法は様々な方法が提案されています。筆者が実際に塗装した写真と使った塗料をご紹介していきますので、是非お好みのものがあればお試しください。
ガンプラのビームサーベルは塗装すると更にかっこいい
ビームサーベルはアニメでも発光しているような表現で描かれます。
このため、ガンプラでも発光を表現するとかっこよくなります。
LED電球を仕込んで本当に発光させる手段もありますが、今回は蛍光塗料を使った発光表現をご紹介します。
ガンプラのビームサーベル塗装方法
使う塗料
今回は3パターンの塗装方法をご紹介します。使用する塗料は以下の3種類です。
- クリアホワイト
- 例として「クレオス ラスキウスシリーズ」を使いますが他塗料でもOK
- ホワイト
- 例として「ガイア アルティメットホワイト」を使いますが他塗料でもOK
- 蛍光塗料
- 主役です ガイアとクレオスで違いが出ます
蛍光塗料はガイア製とクレオス製で仕上がりが変わる
ガイアカラーの蛍光塗料はクリアタイプで、透明感が強いです。
一方クレオス製は不透明度が強いため、クリアパーツの透明感はなくなります。
ポイントは白と蛍光の組み合わせ方
白を用意するのは、ブラックライトがない環境でも鈍く反射して見せたいためです。
また、蛍光塗料はあまり隠ぺいしない色も多いため敢えて透明度を下げたい場合にも有効です。
通常のホワイトだけでなくクリアホワイトも用意しておくと、隠ぺいの強さをコントロールできます。
組み合わせを先に試してみたい
使い捨ての透明プラスチックスプーンで試し塗りするのがおすすめです!
色はありませんが同じクリアパーツなので、実際のビームサーベルに比較的近くなります。
また、ビームサーベルのランナーが余っていればそれを使うのも非常に良いテストになります。
塗装方法
エアブラシを使います。
エアブラシの導入方法などはこちらの記事で詳細を取り扱っています。環境がない方はよろしければ参考までにご覧ください。
ビームサーベルを蛍光塗料で塗装した実例
では、ここから実際に3パターンの塗装結果を実例写真と共にご覧ください。
蛍光クリア系塗料(ガイアカラー)のみで塗装
まずは一番シンプルなパターンです。
ホワイトを使わず、ガイアの蛍光塗料のみをエアブラシで吹きつけました。
ブラックライトを当てなくても、通常のライトだけでもうっすらと光ったように見えます。
ガイアの蛍光塗料はクリアタイプなので、透明感の高い印象になります。
クリアホワイトと蛍光塗料の重ね塗り
今度は蛍光カラー→上からクリアホワイトの重ね塗りパターンです。
クレオスですがイエローなので隠ぺい力は低く、薄く塗るとパーツの透明感はあまり損なわれません。
このため、ガイアカラーを使った場合もこの写真に近い仕上がりになります。
上からクリアホワイトを重ねると、ライトなしでもぼんやり淡く光ったように見せることができます。その代わり透明感は減少します。
イエロー以外のクレオス蛍光カラーはもう少し隠ぺい力が高いため、クリアホワイトと組み合わせてもほぼ変化がありません。
蛍光塗料とホワイトの混色で塗装
最後はクレオス蛍光オレンジとホワイトの混色です。
透明感は完全になくなり、存在感が出ます。ビームというよりヒートホークなどのジオン兵器の表現におすすめです。
蛍光オレンジは隠ぺい力が強いタイプなので、それほどホワイトを必要としません。
ガイアカラーの蛍光色でこの表現をしたい場合はホワイトの比率を上げ、1:1くらいで混色すると似た仕上がりになります。
まとめ
今回はビームサーベルの塗装に関する内容でした。
ぜひ色々試して、お気に入りのビームサーベル表現を見つけてみてください!