HG Sガンダムの腹部を改造し、腰と上半身を繋ぐ角度を変更する改造を行います。
前回は大腿部に可動軸を増設しました。前回の記事はこちら↓
HG Sガンダムの課題は姿勢と合わせ目
HG Sガンダムはキットのままだと立ち姿に課題があると感じました。
前回は大腿部に可動軸を入れ、脚を開いて立てる姿勢に変更しました。
今回は腹部を改造することによって、腹筋を引き締めた姿勢を作ります。
目指すは「S字立ち」
脚をしっかり開き、腹筋を引き締め顎をしっかり引いた姿勢。
S字立ちとガンプラモデラーから呼ばれ、力強い立ち姿勢とされます。
人間の立ち姿は横から見てS字のような背骨が姿勢にもよく、かつ美しいとされますのでそこから来ているのだと思います。
このため、腹部が寸胴のように上半身と下半身をまっすぐ繋がってしまうと、人間が見て美しくないと感じてしまうのではないでしょうか。
HG Sガンダムは上半身と腰部を繋ぐ軸がまっすぐになっているため、ここに角度をつけることを目指して改造することにしました。
腹部パーツの後ろ半身にスペーサー設置
画像左が未改造のSガンダム腹部パーツです。
画像右のように、ポリキャップを設置する箇所にプラ板をざっくり削ったスペーサーを張り付けました。
スペーサーとか書いてますが、ただのプラ板の切れ端です。
接着はタミヤセメント流し込みを使い、しっかり付けました。
以下の図説にある赤い部分を張り付けるようなイメージですね。
腹部パーツ前身を切断
先ほど角度を付けたため、腹部前身真ん中のパーツとポリキャップが干渉することになります。
干渉を避けるため、前身真ん中のパーツを丸ごと切り落としてしまいます。
ついでにポリキャップも少し削り、おさまりが良くなるようにしました。
ここで前身と後ろ身をタミヤセメント流し込みでしっかり接着しておきます。
腹部と腰部の角度が変わりました
加工が終わり、画像のような角度になれば成功です。
※わかりやすくなるよう左側パーツは接着前です