ピカッと光ったガンプラの目はかっこいいですよね。
ネット上でかっこよく光ったツインアイ(アイカメラ)を見かけると思います。どうすればあんな風に目を光らせることができるのでしょう?
今回は筆者が試した中で最も初心者向きでお手軽な「シール+α」の方法をわかりやすく解説します。はじめて改造する人には塗装よりもおすすめです!
なお、初心者向きモノアイのかんたん改造はこちらの記事で解説しました。
ガンプラツインアイの塗装・改造方法は多彩
ツインアイの塗装・改造にはいくつか代表的な方法があります。
蛍光塗料による塗装
恐らく一番メジャーな、蛍光塗料を塗装する方法です。
うまく塗装して撮影すると美しく、写真映えも素晴らしいです。
しかしはじめて改造する初心者には幾つかのハードルがあります。
まず蛍光塗料の取り扱いに注意が必要です。他の塗料と混ざると大変なので、用具も分けて管理する必要があります。
また、ツインアイは直線で構成されているため、筆で塗装する場合は直線を出して塗らなければいけません。歪むと垂れ目でちょっぴりかわいいガンダムになってしまいます。
撮影時も一工夫必要です。そのまま撮影しても思ったほどピカピカせず、環境を作る必要があります。
電飾による発光表現
内部にLED電球を仕込み、電飾する方法。これは塗装よりもっとステップアップした方法です。
発光を表現するのではなく、本当に発光させてしまおうという手段ですね。
バンダイさんから公式パーツが出ているものの全キットに対応できるわけではなく、やはり初心者には少々ハードルが高いです。
今回の本題!シール+αによるツインアイ改造
最後にシール、特にガンプラに付属しているシール(ホイルシール)を用いた方法です。
今回はお手軽かつ初心者が簡単に手を出せるこの方法を使って発光を表現しましょう!
実際のツインアイ改造手順
縁取りを黒orダークグレーで塗る
ガンプラに付属するツインアイのシールは優秀です。
単体でも比較的光ってくれること、キットのアイカメラの位置を正確にトレースしてくれる点が特に魅力です。
しかし、ツインアイ周囲の陰になる部分(黒い部分)も同じようにテカテカしてしまうこと、光量がもう一歩足りない点が何とかしたいポイントです。
理想はツインアイのみをギラリと光らせることなので、黒い部分は先にキットの方を塗ってしまいましょう。写真のように、これはざっとで大丈夫です。
※この時はダークグレーに少し黒を足した水性塗料で筆塗しましたが、エナメルでもOK
黒く塗ったら、ここで一度トップコートを吹きかけて状態を保存しておきます。
シールの上から更にシールを貼る
続いて、便利グッズの出番です。
それがハイキューパーツ「オーロラグリーンシール」という偏光シールです。
このシールは膜のようなシールで、ホイルシールと比べると非常に薄いです。
これを以下のようにガンプラに付属のシールの上に貼りつけます。
※おおざっぱでOKです
ツインアイ部分だけを切り取って張り付ければ完成!
最後に、周囲の黒い縁取りを避けながらツインアイ部分だけを切り取ります。
この時、デザインナイフで【上から押しつけるように】切り落とす(押し切る)ときれいに切り取れます。
台紙からはがして、先ほど黒く塗ったフェイスパーツに貼りつければ完成です。
完成写真
こちらの写真は実際に付属シール+オーロラグリーンシールで表現したツインアイです。
写真の加工などは行っていませんが、正面から光を当てるとこのようにキラリと光ります。
付属シールにひと手間加えるだけなのでとてもお手軽かつかっこいいです!
是非試してみてください。
このHG Sガンダムの改造方法について紹介した記事もよろしければご覧ください。