HGグフ リバイブの完成品作例および改造と塗装の方法をまとめました。
リバイブグフは改造しなくてもかっこいいキットですが、改造すればもっともっとかっこよくなります。
今回紹介する改造例ははじめて改造する初心者の方でもやりやすい工作が多いです。
塗装パターンだけでもかなり印象が変わりますので、是非試してみてください。
完成品画像ギャラリー
HGグフを改造する時の主なポイント
どんなキットなの?
HGグフは2度発売されており、本キットは2016年に販売された「リバイブグフ」と呼ばれる方のキットです。
バンダイ公式のページはこちらです。
先にR35グフというガンプラアニメで登場したキットが発売され、その後を追うように同一ランナーを流用した本キットが販売された経緯があるようです。
2010年代中盤という現代のHGの基盤となる時期に製造されたこともあり、随所にスタイリッシュにアレンジされた箇所があります。また、可動域も非常に広く動かして遊べる楽しさもあります。
一方で、アニメ版で持っていたグフ本来の太さ、マッシブさが薄まっている点は賛否両論あるかもしれません。
どこを改造するのがおすすめ?
太く!大きく!延長しましょう
リバイブグフは上述の通り、現代風な細身でスタイリッシュな体型を持っています。
胴体部を上と横に延長することで上半身を大きくし、マッシブな印象にすることができます。
特に上部への延長は異形感を強める効果があり、難易度の割に効果が高いのでとてもお勧めです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
また、発売当時賛否両論を招いたつま先(スリッパ)パーツ。
これもド定番の改造方法ですが、大型化する改造を行うと見た目の安定感が出ます。
モノアイ部の改造
HGリバイブグフは改造なしのままだとモノアイスリットが広く、優しい顔立ちです。
悪く言うと、少し間延びして見えます。
グフカスタムのようにスリットが狭くいかめしい顔つきにすると、一気に迫力を出すことができます。
やはりキャラクターモデルであるガンプラは顔が命です。
ほとんどの人は、最初にそのプラモデルの顔部分を見るのではないでしょうか。
よく見られる箇所なので、改造する時最初に対象の箇所にするととてもタイパの良い改造になります。
まずは定番通りにモノアイ本体をシールから別パーツにします。
この改造方法は別記事で取り扱っています。
加えて、モノアイスリットを狭めるための改造方法は以下の記事です。
この改造がグフ改造時のポイントになると思います。
特に初めてスリット改造するときは、本当に勇気がいると思います。筆者も初チャレンジの時はプルプルしながら改造しました。
改造初心者の方も、やってみたい!と思ったときはぜひチャレンジしてみてください。
どう塗装するの?
使用した塗料
メインカラーはプリズムブルーブラック
塗装はサーフェイサーの上からラッカー塗料をエアブラシで塗っています。
メインにしたプリズムブルーブラックは光沢仕上げと非光沢仕上げで趣が変わる非常に面白い塗料です。
黒要素が強いため下地の色の影響を受けにくいのも特徴で、実は初心者の方でも見た目ほど扱いづらくありません。
一時期は供給不安定でしたが、ここ最近はメーカー様の努力でかなり安定的に販売されていて、手に入りやすくなったのもおすすめポイントです。
アクセントカラーはビビットなイエローを使用
続いて、アクセントカラーに使用したサンシャインイエローは発色の綺麗な黄色です。
ポイントは塗装の下地にピンクのサーフェイサーを使用することです。
黄色や赤のような隠蔽力が低い色をきれいに発色させたい場合は、隠蔽力が高く上塗りをきれいに出せるピンクサフがお勧めです。
この配色は大戦期の軍用機、コルセアの配色から取りました。
藍と黄色の組み合わせは必ず映える定番組み合わせなので、是非試してみてください!
仕上げは敢えてのつや消し
プリズムブルーブラックは光沢で仕上げると非常に美しい滑らかな表現が可能です。
しかし、マットな質感にしても良いというのが公式ガイアノーツ様の見解でした。
これはお好みで、というところですがつや消しにすると筆者作例のような仕上がりになります。
この時、頭部付近はつや消しを強めに、脚元は少し弱めにしています。
つや消しトップコートについては以下の記事もぜひご覧ください。
ヒートサーベルも塗装しました
グフのヒートサーベルは独特の形状をしています。塗装時に一工夫するとちょっと面白い表現になります。
詳細はこちらの記事でご覧ください。