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便利なマスキングツールシリーズ1 付属ホイルシールを使おう

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塗装派にも便利!ガンプラ付属ホイルシールのマスキング利用

本記事から、幾つかに分けて塗装のマスキングに便利なグッズ・ツールを紹介していきます。

マスキングとは・・・

塗装時、塗装したくない箇所を覆う(マスクする)こと

マスキングと言えば王道はテープ。マスキングテープは以前使い方やコツを紹介しました。

今回からテープ以外のツールを紹介します。

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実はマスキングに便利!ガンプラ付属のホイルシール

早速ですが、今回の主役はガンプラに付属するホイルシールです。

あの銀色でテカテカした厚めのシール、と言えばすぐわかってもらえるでしょうか。

当サイトでは以前もホイルシールをおすすめしたことがありました。

今回も「ホイルシールを捨てずに使おう」のマインドでお送りします。

なぜわざわざ付属のホイルシールを使うの?

マスキングテープではなく付属のホイルシールをマスキングに使う・・・

なんだか、理屈がよくわからないかもしれませんが実はメリットがあるのです。

そのガンプラにジャストサイズだから

付属しているだけあって、本来そのガンプラに対して使いたい形やサイズにジャストフィットします。

マスキングテープは意図した形に採寸してカットして使う事ができます。

しかし、ガチ初心者がこれをやろうとすると意外と大変なことがわかります。

友人
友人

思った形に切れなかったり、採寸が狂ったりしちゃうよ

筆者
筆者

練習するとコツがつかめてくるけど、最初は特に難しく感じるよね

その点、そのガンプラキットに付属しているホイルシールなら完璧なサイジング。

採寸したり、複雑な形にカットする必要がありません。

なお、ちょっと話題はそれますが採寸する場合は直尺よりもノギスがおすすめです。

マスキングテープカット以外の改造にもいろいろと使えますので、一つ揃えておくと良いかもしれません。

筆者は藤原産業(SK11というブランドです)の100mmタイプを愛用しています。

精度も勿論よく、重く頑丈なのでプラにアタリを付けるのにも使えます。

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無料だから!!

当たり前ですが、ホイルシールは既にキットの中に同梱されているので無料です!

コスパ重視派にはうれしい所です。

しかしホイルシールにはデメリットもある

ホイルシールはマスキングテープと違い、本来は塗装しないキットに対して塗り分けの代用として使います。

このため、剥がすことは想定されておらず、糊が強いです。

この対策を考えたうえでないと利用できません。

これも当記事内でご紹介します。

実際にホイルシールでマスキングしてみよう!

では、ここから本サイト恒例の実作業写真に入っていきます。

やりたいのは、以下のような塗装です。

写真はHGハイゴッグ。ミサイルポッドが特徴的で、白いラインと白い数字が刻印されます。

キットのままであればホイルシールなのですが、これを塗装で再現しましょう。

これがキット付属のホイルシールでマスキングしてから塗装した実例です。ハイゴッグのミサイルポッドは特徴的なラインと数字があり、これを塗装で再現しました。

下地色を塗装する

まずはホイルシールで覆い隠す前の、ベースの色を準備します。

今回は白のラインと数字を再現したいので、白に塗っておきます。

ベースの色を塗ってからマスキングするので、最初は塗りたい色で塗装しておきます
マスキングするためのホイルシールを準備します

ホイルシールを貼ってから塗装

続いてホイルシールを貼ります。

マスキングテープの時はつまようじなどでしっかりフチやキワをつけましょう!とお伝えしました。

ホイルシールはその点、良くも悪くも非常に糊が強いため適当に貼ってもそう簡単ににじんできません。

ホイルシールは粘着力が強い分、マスキングテープ程フチに気を遣う必要がありません
塗装する際は特にマステとの違いはありません

ホイルシールを剥がして最後の処理

最後の仕上げです。

ホイルシールを剥がし、きれいにできた・・・・とならないのがこの方法の難点。

しかし、この残った糊はセロハンテープで剥がせます

ホイルシールを剥がします!
ホイルシールなので、マスキングテープと違い糊がしっかり残ってしまいます
セロハンテープ登場!
セロハンテープで何度もペタペタしましょう 糊がはがれてきます
きれいになったら完成です!

シールの糊剥がしは、剥がし剤やドライヤーの熱で加熱する方法もあります。

しかし、塗装したプラパーツへの影響という点を考えるとセロテープで処理するのが筆者的には最適だと判断しました。

ドライヤー程度ならプラも溶けたりしないのですが、あまりダメージを与えたくないというのもあります。

ただし、あくまで「アクリルラッカー塗装の場合は」いう前提です。

アクリル水性塗料やエナメル塗料の場合は塗膜が弱く、セロハンテープでも塗装が剥げるリスクがあるのでやめておきましょう。

まとめ

  • ガンプラ付属のホイルシールは塗装派にもマスキングツールとして使える
  • 本体に残ってしまった糊はセロハンテープで除去できる
  • キットのディテールを塗装で再現したい場合におすすめ

塗装派は結構捨ててしまいがちなホイルーシール。

意外と使いどころがあるので、ぜひ利用してみてください。

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