HGケンプファーの完成品作例および塗装と改造の方法をまとめました。
配色の変更や武装追加、後はモノアイの可動化でインパクトを出そうとしています。
ケンプファーはモノアイ可動ができるだけで印象が全く違いますので、改造をしたことがない方はモノアイ可動だけでもぜひ真似して遊んでみてください。
記事内にポイントとなる改造について触れていますので、お好みの改造を見つけていただけるとうれしいです。
無改造キット仮組はこちらです。
![姿勢改造の例 軸の位置を変更する前の仮組のケンプファー写真です](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2024/02/2f819d5c2b6c1b8852ecc5920c0e0c21-576x1024.jpg)
画像ギャラリー
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![ケンプファーポージング](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2023/10/MS-18E_KAMPFER05_pose-768x1024.jpg)
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HGケンプファーを改造する時のポイント
どんなキットなの?
HGケンプファーは2008年に発表されたキットです。バンダイ公式のページはこちらです。
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/ad8a80437da63b8a6fdc9bc9b03c84f0.png)
近年のHGと比較すると可動とディテール、合わせ目、色分け等に若干の難があります。
ただ、この時期のキットの中ではかなり作りやすい方ではないでしょうか。
ある程度合わせ目は出るものの、それほど大きな姿勢変更を行わなくても力強い立ち姿なのが特徴です。
どう改造するのがおすすめ?
一番変更したいのはやはりモノアイ部分です。
特にこの時期のHGはモノアイが動かず、のっぺりした黒いパーツにピンクのホイルシールが定番です。これを換装するだけでも全く印象が変わります。
また、せっかく武装が多いことが特徴なので、更に武装を増やすのも良い方向性ではないでしょうか。
筆者の場合は、以前失敗したときに保管していたケンプファーのバズーカが手元に残っていたのでそれを流用し、2本のバズーカを4本に倍増させることにしました。
もちろんこのスタイルではなく、市販の武器パーツを盛って遊ぶのもきっと楽しいと思います。
市販武器パーツの追加はお手軽なうえに「自分だけのオリジナルガンプラ」感が強まるので、特に改造初心者の方にはとてもおすすめです。
HGケンプファー 改造の手順
モノアイの可動改造
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改造初心者の方は、ここだけでも改造しておくと全く印象が変わりますのでおすすめです。
キットのままだとピンクの丸いシールを黒いパーツに貼ります。
可動化に加え、別パーツに変更するとなおヨシです。
一番シンプルなモノアイ改造方法は以下の記事で解説しました。
股関節位置変更
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ケンプファーはそのままでも立ち姿が比較的悪くないですが、股関節の位置を前方へ変更するともっとかっこよくなります。
可動域が狭まる代わりに立った時に押し出しの強い迫力ある姿勢を演出できます。
軸の位置変更については、真鍮線での補強改造記事をご覧ください。
顎を引けるよう、干渉を除去
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キットそのままだとパーツが干渉してしっかり顎が引けません。
パーツの一部を切除すると可動域が広げられ、顎を引くことができるようになります。
写真左のように顎が当たる部分を切除しましょう。
肩アーマー処理
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肩アーマーはキットのままだと真ん中に線が出てしまうため合わせ目消しするとよいでしょう。曲面が緩やかで、それほど難易度は高くありません。
肩アーマー内のバーニアは色分けしたほうがかっこいいので、後ハメ推奨です。
後ハメは写真のように引っ掛かる場所をカットするのが良いでしょう。
可動のためか若干寸足らずな印象を受けたので2mm程アーマーを延長工作すると、可動域は狭まりますが違和感は減ります。
各部開口
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ケンプファーと言えば穴が多い。
丸い穴からスリットまで、意匠的な開口がされています。当然キットでは凹凸での再現です。
ここはぜひ穴を開けたいところです。
開口はドリルビットを使うときれいに作業できますので、参考にしていただければと思います。
市販パーツ追加
胸部や膝部に市販パーツを追加するのも良いでしょう。元々のキットでは凸モールドがあった箇所です。ただ、ケンプファーは古いキットということもありここの凸パーツがかなり丸っこく、おもちゃ感が強いのです。
交換するとかなり印象が変わります。
ショットガン懸架はネオジム磁石がおすすめ
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腰背部にショットガンを懸架するパーツがついているのですが、摩擦で保持するタイプなので塗装すると即剥げると思います。
懸架パーツを延長し内部にマグネットを仕込めば、塗装剥げの懸念は払しょくできます。
ネオジム磁石を利用した武器パーツの懸架方法の詳しくは、以下の解説記事をご覧ください。
武装追加
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![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/uploads/2023/10/MS-18E_KAMPFER03_back-768x1024.jpg)
筆者の場合は以前チャレンジして失敗した際のキットの残骸を再利用しました。
ケンプファーと言えば兵装山盛りが特徴です。
筆者のケースとは異なっても、何らかの武装を追加してみると面白いのではないでしょうか。
塗料は何を使ったの?
- メイン塗料1(ブルー):プリズムブルーブラック/ガイアカラー
- メイン塗料2(イエロー):サンシャインイエロー/ガイアカラー
- サブ塗料(グレー):メカサフスーパーヘビー・ライトヘビー/ガイアカラー
配色の元ネタは軍用機のコルセアです。ネイビー×黄色の配色はとても好きで、以前はグフでも同様の配色で塗装しました。
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メインはプリズムブルーブラック。よく使用しているお気に入りの塗料です。これをつや消しで仕上げました。
![](https://enjoy-plamo.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
アクセントカラーに使用したサンシャインイエローは発色の綺麗な黄色です。
こちらは下地にピンクサフを使用することで本来の色をしっかり出せるようにしました。
黄色や赤のような隠蔽力が低い色をきれいに発色させたい場合は、隠蔽力が高く上塗りをきれいに出せるピンクサフがお勧めです。