ガンプラプロポーション(体型)変更の定番・脚の延長工作
当記事ではガンプラ脚部の延長工作のやり方を解説します。
以前は首の延長やスパイク、先端の延長なども取り扱いました。これらガンプラ延長シリーズの第3弾となります。
よろしければそちらもどうぞ。
ガンプラの脚を延長すると何がいいの?→現代風の体型にチェンジ可能!
ガンプラは時代と共に主流となる体型(プロポーション)が変化します。
特にここ10年程度は小顔化・脚長化が顕著。
しかし、ガンプラはHGUCでも既に20年以上の歴史があり、古い時代のHG等は今のトレンドと比べると脚部が短いケースが多いです。
そこで定番化しているガンプラ改造の方法が脚部の延長。
これによって、等身を調整して現代風のプロポーションに変えることが可能になります。

ガンプラ脚の延長に必要な材料・工具
必要な材料や工具は意外と多くありません。
切断用工具

元のキットを切断するために必要な工具です。
まずはプラノコやエッチングソーと呼ばれる、プラスチック用ノコギリがあると良いでしょう。
ガンプラやプラモデルの改造が本格的に趣味になってきた人には、超音波カッターもおすすめです。
プラ板

例としてウェーブのプラプレートを挙げます。
タミヤなど他メーカーのものでも勿論大丈夫です。
接着剤+硬化促進剤


キットとプラ板を接着するためのマテリアルです。
筆者のおすすめは瞬間カラーパテと硬化促進剤の組み合わせです。
詳細は追って作業手順と共に解説します。
成形用の各工具類


接着面を整えるためのニッパーやヤスリ類です。
詳細はそれぞれの詳細解説記事をご覧ください。
脚の延長工作の手順
ステップは非常にシンプルです。

末端部に延長部を付ける方法もありますが、末端部の延長は自然な一体化が難しいです。
このため、王道のやり方はパーツ真ん中を一度切断し、間にプラ板を挟んでから再接着する方法です。
勿論、場合によっては末端のみを延長するケースもあります。
今回は中間部を切断→再接着する作業パターンを、写真と共に解説します。
ガンプラ脚の延長工作 実際の作業手順
元のキット脚部を切断する
まず、延長したい箇所を切断します。
切断に当たってのコツは幾つかあります。
- 内部にダボ等の突起がない所を避ける
- なるべくパーツ端と平行に切る
どちらも必須で守らないと成立しないものではないのですが、守ると楽に作業ができます。
まず、切断箇所の内部を前もって見ておき、ダボや突起などのない所を切ると良いでしょう。
また、切断もパーツ端と平行になった方がよいです。
完全な平行を守らなくても延長は可能ですが、あまりに斜めになってしまうと延長前後のすり合わせが難しくなるためです。









パーツの切断は先ほどご紹介したプラノコ/エッチングソーで行います。
手軽かつ迅速に切断を行いたい場合は超音波カッターという手段もあります。
プラノコに比べて時間も短く簡単ですが、お値段が張るのはネック。
しかし、プラモデル改造を趣味にしたい人にとっては持っていて損はありません。

詳細は以下解説記事をご覧ください。


延長するためのプラ板を用意
続いて、切断したキット間に挟むプラ板を用意します。
プラ板は先ほど切断したキット間に挟みますので、同程度のサイズに切り出し接着します。
ここで接着したプラ板の厚みが、イコール延長する長さとなります。
延長部分のプラ板を作るには、基礎としてプラ板の積層という方法を知っておく必要があります。
プラ板の積層は別記事がありますので、そちらをご覧ください。
そして、プラ板の切り出すサイズもちょっとしたコツ。
- 延長箇所より一回り大きいサイズに切っておく
延長したい箇所を少しはみ出すくらいがちょうどよいです。
後から切ったり削ったりしてサイズを調整しますので、ちょっと大きめ推奨。
なお、今回は楽をしてアメイジングカッターでバツバツ切り出しました。
プラ板切り出しを行う際、非常に便利になる工具です。



接着
接着する際の接着剤は、先ほどご紹介した瞬間カラーパテがおすすめです。
瞬間カラーパテは瞬間接着剤の一種ですが、硬化時間が調整してあり非常にゆっくりです。
時間がゆっくりなのでじっくりと接着箇所を調整し、そこに硬化促進スプレーを振りかければ硬化します。
プラスチックを溶かすタイプの接着剤に比べ、「盛り」ができるために切断面が少々ガタついていてもカバーしてくれるのがメリットです。


ここで、先ほど少し大きめに切ったプラ板が活きてきます。
接着後、ニッパーなどで切って形を調整します。

ヤスリがけ1回目
このタイミングで1回目のヤスリがけを行うのがコツです。
最低でも角をまたいだ2面はやすりがけしてプラ板とキットを一体化させます。
この段階でヤスリがけ、というのがポイント。
初心者がこれをやらずにそのまま次のパーツを接着するとパーツ同士がずれてしまう恐れがあります。



切断した他パーツを接着
プラ板を接着して整えたら、先ほど切断したもう一方のパーツも接着します。


ヤスリがけ2回目
そしてもう一度、切断した上下のパーツと挟んだプラバンが一体化するようヤスリがけして終了です。
この際、プラ板の大きさを調整する工具はヤスリだけではありません。
ヤスリだけで行おうとすると少し時間がかかってしまい大変です。
デザインナイフや、表面処理工具であるマジ・スクを有効活用してさっさと削ってしまいましょう。
汎用型表面処理工具であるマジ・スクについては別の専用解説記事を用意しました。



無事ガンプラの脚が延長できました!
ガンプラの脚を延長する工作はこれで終了です。

見比べるとわかる通り、脚が延びることで等身が変わり、スタイリッシュな体型になりました。


お手軽な方法なので、是非試してみてください。