HGUC 百式(リバイブ)を改修、塗装して製作しました。2024年5月完成。
完成写真と主要な改修ポイントを掲載します。
完成写真
全身写真/バストショット
素組み時点と改造後の比較写真
HGUC 百式(リバイブ)は初代のHG百式を現代風にリファインしたキットです。素組時点で既に十分なかっこよさです。
手を加えずとも素晴らしいのですが、筆者としてはもう少し太めに振ったプロポーションの方が好みでした。特にひざ下が細く感じたため、ここに手を入れることにしました。
HGUC 百式を正規価格で購入できるECサイト
HGUC 百式の定価は税込み\1,980です。配送料が\500~\1,000と考え、概ね\3,000アンダーなら正規価格での購入ということになります。
2024年5月時点、Amazon及びDMM通販で正規価格で購入可能であることを確認しました。
安いのはDMM通販。なんと割引価格での販売です。
\2,000\3,500未満は送料がかかりますが、他商品と同配送で購入するなどして注文金額超過すれば送料はDMM通販負担となり、非常にお得です。
2024年10月追記・・・2024年11月より、購入代金3,500円以上がDMM通販負担に変わりました
DMM通販
DMM通販は正規価格でガンプラ販売するショップさんです。
売り切れの際は在庫なしと表示されますが、キャンセル待ちというガンプラを扱うECサイトではかなり珍しい仕組みがあり、キャンセルが出たら順番待ちができます。
DMM通販はガンプラの再販キットを購入する際のファーストチョイスとなる、筆者お勧めのショップ。詳細は以下で解説しました。
Amazon
Amazonは販売店によって価格が異なります。
販売店が「Amazon.co.jp」となっていれば確実に正規価格ですし、他ショップさんであっても上述の通りキット代\1,980と送料\500~\1,000程度を加味すると、アンダー\3,000なら正規価格であると判断できます。
2024年5月時点でチェックした限りでは\2,400のショップさんがありました。送料を加味し正規価格で購入ができる状態でした。
HG 百式 主な改修ポイント
サイズアップ
腰フロントアーマーの丸さ、ひざ下の細さが好みではなかったため、その2箇所を延長/エッジ出ししました。
首はバランスを考えると延長しなくてもよかったのですが、顎を引く角度を付けることを優先し1mmだけ延長しています。
首の延長方法は別記事で方法を解説しています。
上半身の主な改修点
顔周辺
一番気になったのはやはりアンテナです。太く、丸いのですこし玩具っぽさが出てしまいます。
ここは真鍮パイプと真鍮線を組み合わせ、新設しています。
真鍮線を利用したアンテナ交換は以下の記事で解説しています。
頭部のセンサーは付属ホイルシールに一手間加え、光を拾うようにしました。
こちらの記事のツインアイ発光表現と同じ方法です。
フェイスパーツは少しだけ顎を削り、シャープにしました。フェイスガードも同様に裏側を削り、フチを薄くしています。
上半身全体
胸部の構造が非常にかっこいいため、目立たせたいと考えました。
エッジをしっかり出し、ラインを強調しています。
エッジ出しの方法は以下の記事で解説しています。
また、胸板が厚くなるよう調整をかけています。
これと首の延長を掛け合わせたところ、アオリ撮影した際に更に巨大さが強調されるようになりました。
腰部の主な改修点
腰部アーマーはフロント部が若干短いと感じたことと、先端の丸さが気になりました。
どちらも解決するべく、プラ板を張り付けてからヤスリがけして延長+エッジ出ししています。
この際の作業の様子は、ペンサンダー「アルティマ」での時短レビューをした解説記事で取り上げています。
また、完成後にポージングは行いませんでしたが、左右独立稼働するように変更しています。
ポージングしないなら独立可動にしなくてもよかったのでは・・・・
気分の問題っす!
脚部の主な改修点
今回最も変更したかった箇所です。
ひざ下が細く、少々ヒョロヒョロ感を受けたのでダボの延長やプラ板を挟むことで幅増ししました。
また、ついでにスジ彫りも少し加えています。
スジ彫りについては初めて取り組む人向きに記事を用意していますので、是非ご覧ください。
その他(マーキングなど)
マーキングはガンダムデカールから、百式専用の「百」やアナハイムエレクトロニクス、エウーゴのものを用いています。
また、肩へのディテールアップとして放熱フィン追加や腰バックアーマーへ裏打ちバーツの追加などを行いました。
ビームサーベルの処理
ビームサーベルは尖らせてから蛍光塗料で塗装しました。ビームサーベルのような軟質なクリアパーツの削り方と塗装方法は他の記事で解説しています。
HGUC 百式 その他製作上のポイント
アンダーゲートの取り扱いには要注意
HGUC百式はランナーと付属するゲートがアンダーゲートになっています。
メッキキットではないのでアンダーゲートにする必要性はあまりなかったはずですが、恐らく同一ランナーでメッキVerを出す前提で作られたのかなと推測しました。
慣れている人には簡単ですが、初めて出会う人にはちょっと要注意。アンダーゲートの処理方法は以下で解説しました。
肉抜き埋めなど
リバイブ百式は目立つ部分にほぼ肉抜き穴が出ません。
しいて言うなら足首部分が少しだけ気になる程度だったので、念のため埋めておきました。
また、頭部バルカンも非常に細いですが開口しておくと細かい箇所ですがリアリティが上がります。
肉抜き穴の埋め方については別記事で解説しています。
HGUC 百式の塗装について
メイン塗装はエアブラシでのラッカー塗装を使い、部分塗装は筆での水性塗装を使用しています。
百式と言えばゴールド塗装です。光沢とつや消しで迷いましたが、重厚感を重視して今回はつや消し仕上げとしました。
仕上げにつや消しを採用する際のメリットについては以下の記事で解説しています。