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HGバウを製作改修05_ディテールアップ~仕上げ

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塗装改造の作例
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HGUCバウ改造最終回!

長らく続いたHGUCバウ改造工程記録。今回が最終回です。

動画編はこちら。記事での文字情報と合わせて見ていただくとより分かりやすいと思いますので、是非ご覧ください。

そして前回作業の記事はこちらです。

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ネオジム磁石接続で塗装剥げを防止

当サイトでもたびたび取り上げているネオジム磁石による接続改造。

詳細は専用記事をご覧いただきたいのですが、キット通常の接続方法からネオジム磁石による接続へ変更する最大の理由は塗装剥げ防止です。

キットのままの接続は通常、パーツ同士の摩擦による保持です。

しかし、塗装する場合はこの摩擦によって塗装が剥げてしまうリスクが高まります。

HGUCバウでは、シールドの接続が挟み込み式の保持なので恐らくほぼ確実に塗装が剥げます。

ということで、バウのシールドをどのようにネオジム磁石接続に変更するか、作業実例と共に見ていきましょう。

HGUCバウ シールドのネオジム磁石接続改造

今回用意した主なツール/材料

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ポイントはプラ板(プラプレート)。

ネオジム磁石は加工時に磁石を入れる穴を開けるケースが多いです。

ところがこの際、パーツが薄いと穴が貫通してしまうケースがあります。

貫通してしまうと磁石をはめるのがむずかしくなります。

このため、穴を開ける裏側にプラ板などで厚みを出すのがちょっとしたコツ。これを裏打ちと言います。

それでは、実際に作業写真を見ていきましょう。

ネオジム磁石接続改造の作業写真

敢えてのディテールダウンも有効

HGガンプラは細部の造形を追加するディテールアップ(ディティールアップ)と呼ばれる改造が人気です。

一方、古いキットの造形が甘い部分などをカットしてしまうディテールダウン手法も有効。

今回はバウ胸部後方にあるダクトをカット・整面することで不自然さを消す処理を行いました。

ディテールアップ!スジ彫り

ガンプラディテールアップの王道、そして最も人気がある方法と言えばやはりスジ彫り。

当サイトでもたくさんの人に見ていただけているのはスジボリ関連のページです。

スジ彫りというと新しいデザインを考えながら彫っていくイメージが強いです。

しかし、必ずしもそれだけではありません。

既存のはっきりしない線を彫り直したり、本来分割線が入っているべきところにしっかり線を付けるのも非常に大事な工程。

新規スジ彫り追加と既存の彫り直しのバランスを取りつつ進めると、満足度の高い完成品ができると思います!

今回のスジ彫りに使った主な工具

詳細は上記スジ彫り記事をご覧いただきたいのですが、こちらが主なツールです。

ポイントは曲線用のマスキングテープ。

バウは曲面が多いです。

そのため、ノーマルのスジ彫り用ガイドテープだけでなく曲面にフィットするタイプのテープがあると便利です。

以下の作業画像ではタミヤのものをつかっていますが、ある程度の硬質さと柔軟性があるものであれば他のものでもOK。

筆者はタミヤ製とスクエアのハイグレードマスキングテープを幅違いで使っています。

硬質なガイドテープより柔らかく、フィットするのが特長です。

作業写真

マイナスモールドとは?

初心者でも簡単に彫るための方法と工具は何か?についてはこちらの記事で扱っています。

実はスピンブレードという高性能彫刻刀を使うと初心者でも簡単ですというだけなのですが。

友人
友人

道具に頼り切っとるな

筆者
筆者

優れた工具でパワープレイが当サイトの持ち味ですので・・・・

作業タイパ最強!モノアイ改造

当サイトでは頻繁に取り上げているモノアイの改造。今回も実施しました。

特に古いHGキットの場合、モノアイはシールであることが多いです。

バウも例外ではなく、シールでした。

これを定番改造・Hアイズ+SPプレートに交換するだけで一気に見栄えします。

初心者でも失敗しづらく、かつ見違えるという点でタイパ最強の改造法。

ぜひお試しください。

必要な材料

その他ディテールアップ

スジ彫りやモノアイ換装以外にも、彫刻刀を使って彫りこんだりスリット上プラ板を張り付けるディテールアップがあります。

HGバウは年代が古いこともあり比較的のっぺり気味。

一手間加えるだけで一気に完成度が変わりますので、こういった一手間系の改造も有効です。

グラデーション塗装

王道のグラデーション塗装は、少しずつ白を足しながら中心に向かって明るい色を重ねていく方法かと思います。

しかし、下地側を工夫すると調色なしでグラデーション塗装ができる方法もあります。

まず、多くの方がやっているであろうグレーサフを塗っておきます。

グレーサフを塗ったパーツに対し、黒系の色をエッジに塗ります。

続いて、中心部の光が当たる箇所に明るめのグレーを塗ります。

ガイアノーツNAZCAシリーズのウォームライトグレーなどは非常に使い勝手の良い明るめのグレーです。

すると、下地時点で明暗の分かれた状態になります。

後は本塗りしたい塗料を一気に塗るのみ。

この塗り方は下地を塗るのに一手間必要です。

しかし、代わりに上塗りは吹き付けるのみで可能になるのがメリット。

戦車模型で言うところのブラックアンドホワイト塗装に相当します。

部分塗装~スミ入れ~仕上げ

水性塗料による部分塗装

最後は部分塗装など、細部の調整に入ります。

筆者お勧めの部分塗装方法は、高性能水性塗料での筆塗り。

シタデルベースカラーは初心者でも平滑な塗装面が作れる優れた塗料です。

スミ入れの色は茶色をチョイス

グラデーション塗装はスミ入れがあまり目立たなくなるのですが、それでも多少入れておくと立体感が増します。

今回は赤系カラーなので、茶色をチョイス。

スミ入れ色のチョイスについては別記事をご参照ください。

スミ入れする際、筆を入れた場所が汚くなってしまうことがあります。

これを回避する方法もありますので、よろしければこちらの記事もご覧ください。

デカール貼付

水転写デカールはガンプラのディテールアップに最適。

ほとんどの箇所はマークセッターがあれば乗り切れますが、たまに曲面の角度が強い箇所や、折れた箇所に当たることもあります。

この場合はナイフで少し切り欠きを入れるとうまくいきます。

最終組み立て!

やっと完成までたどり着きました。

最後に塗装がはげないよう注意しながら組み立て、遂に完成です!

長かったバウ製作の旅もこれで終わり。ちょっとだけ寂しさを感じながら、フィニッシュです。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

最後の完成品記事はこちらです。

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