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ガンプラ作りに最初に必要なもの おすすめ道具紹介【最初は2つだけ】

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組み立てHowto
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ガンプラに本当に必要なものだけ、段階を踏んで解説!

今回はガンプラを初めて作る人向けシリーズです。

以前はガンプラのおすすめグレードを紹介しました。

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前提:ここでいう初心者って?

大前提として、本記事をどういう方たちに読んでいただきたいかをまとめます。

本記事では、こちらの4ステップを目指している人を初心者として設定します

1.まず組立ができればOKの人

初めてガンプラを手に入れた、あるいはこれから買おうとしている人が対象です。組み立てるまでをゴールとします。

2.切り離した跡もきれいにしたい人

ガンプラ組立1~2個目あたりからの人を想定しています。組み立てたは良いが、切り離した跡がデコボコしているのを何とかしたいな、と感じた方です。

3.プラスチックのテカテカを消して、重厚感を出したい人

切り離し跡もきれいにできたので、次はおもちゃっぽいテカテカを消したいなと感じた方が対象です。

4.パーツの境目をクッキリさせたい人

ガンプラのパーツの境目に暗めの色を塗って、ガンプラを立体的に見せる方法を「スミ入れ」と呼びます。このスミ入れにトライしたい方が対象です。

以上、ここまでを本記事内では読んでいる方の対象として説明していきます。

ここからは各4ステップそれぞれに必要な、本当に最低限の道具をご紹介させてください。

最初はなるべく工具の費用を抑えたい!

最初のうちはなるべくたくさんのキットを買った方が楽しい

本記事では『最初は工具にあまりお金をかける予定がない人』向きに記載していきます。

特にガンプラを趣味として始めたてならば、工具にお金をかけるよりも自分の好きな機体をたくさん作った方が楽しいと思うのです。

良い工具がありすぎて、おすすめの種類も多い

特にここ10年程は道具類の進歩めざましく、模型誌などを読んでも大量のおすすめ道具が書かれておりどれから買えばよいかわかりません。

また、本当に良い道具が多いのでたくさんおすすめしたくなる気持ちも理解できます。

しかし、まだ趣味として続けるかどうかもわからない段階で何十個も道具を買ってしまうのはもったないですし、初心者にはオーバースペックであることもよくあります。

「最低限」だけに絞って紹介!

そこで、当ブログ記事ではあくまで最低限必要なものでコストは安く、しかし品質は折り紙付きのものに絞って紹介したいと思います。

よくある「ニッパーと金属ヤスリ〇本のセット、ポーチ付き!」みたいなものを買う前に、一度読んでいっていただけるととっても運営者冥利に尽きます。

筆者
筆者

今思えば、これじゃなかったな・・・・・

という無駄な買い物への悔恨と共にお届けします

最低限の道具を紹介!

ステップ1.組み立てできたらOK

組み立てられたらOKのステップではニッパーとパーツオープナーがあればOKです
  • ニッパー(プラモ用)
  • パーツオープナー(間違って組み立てたパーツを分解する)

この2つだけで良いと思います!

ただ組み立てるだけならニッパーだけでも問題ないくらいです。

しかし、初心者であればあるほど「間違えて組み立てる」というケースはありえます。このためパーツオープナーという分解工具があると更に安心です。

ニッパーのついでにパーツオープナーもセットでどうぞ、という最高に初心者向きのセットがあるのでそちらをご紹介します。
提供元も日本が世界に誇る模型メーカー・バンダイさんなので安心感が半端ないです。

ニッパーについては以下の記事でも詳細をご紹介しています。

ステップ2.切り離した跡をきれいにしたい

切り離し跡(ゲート)をきれいにしたい場合はヤスリが必要です
  • ヤスリ

パーツを切り離した跡をきれいにすることを、ゲート処理と呼びます。

ゲート処理をある程度きれいに行おうとすると、ステップ1の道具に加えてゲートを削るためのヤスリが必要になります。

ヤスリこそ、まさに選択肢の宝庫で何から選べばよいかわかりません。

ヤスリはまず「番手」という考えを理解するところからスタートします。

ガンプラでよく使われる番手

詳しくは別の記事で解説していますが、ヤスリは番手と呼ばれるヤスリ粒の大きさ=削れ具合からどれを選ぶか判断します。

初心者のうちは、番手が書かれていないものは絶対選ばない方がいいです。

友人
友人

珍しくずいぶんはっきり言うね

筆者
筆者

失敗した記憶がすごく強くって

番手は、数字が小さいほどよく削れる代わりに傷が大きくなります。数字が大きいほどあまり削れませんが傷がつきません。そして、数字が小さいヤスリから順番にかけていき、きれいにしていきます。

一般的にはガンプラは400番で削った後に600番で大きな傷を消します。

この一文、ある程度ガンプラやプラモを作っている人からすると暴論です。仕上げ処理や塗装有無など諸条件によって変わるため、本来こんなにシンプルではないためです。

しかし今回は「初めてゲート処理をする人向け」ということで敢えて単純化したい気持ちが強いです。

よって、「400番で削ってから600番で仕上げるので、この2つの番手が最低限」とお勧めしたいと思います。いざやってみて、自分の理想より表面が汚いな・・・と感じたら大きな番手を買い足しましょう。

ヤスリについてもう少し突っ込んだ記事は以下です。

では、どのヤスリを買う?最低コスト狙い

続いて、ではどのヤスリを買うかのお話です。

徹底して費用を抑えにかかる場合はタミヤフィニッシングペーパー細目セットがおすすめです。

安く、品質はお墨付きです。400、600、1000の番手も同封されています。そして、あのタミヤさんが提供しているものだという安心感と信頼感は代えがたいです。

ただし、紙製で薄いためゲートをきれいにするのは少し大変です。

あまりうまくいかない場合は、ゲートをギリギリまでデザインナイフという小型ナイフで切り取るのもありです。

または、極力道具を新規で買わない場合はご家庭のカッターナイフで切り取り→タミヤフィニッシングペーパーでヤスリがけという手も使えます。

筆者のおすすめ

少しコストアップするものの、筆者おすすめの最初の一本は一貫してWAVEヤスリスティックソフトです。

こちらは板状になっていて芯があるので、ゲートごと均しやすいのがメリットです。上述の通り、こちらの400と600をそれぞれ用意します。1パックに3枚、同じ番手が入っています。

ゲート処理全般の記事はこちらです。

ニッパーのグレードアップを検討

少しでもゲート処理をきれいに、楽にしたいと更に欲求が出てきた場合はニッパーのグレードアップを検討すると良いかと思います。

上述のニッパー紹介記事でも触れましたが、薄刃タイプのニッパーはエントリータイプのニッパーに1,000円強プラスするだけでかなりゲート処理が楽になります。

ステップ3.プラスチックのテカテカを消したい

プラスチックをつや消しにするにはつや消しトップコートが必要です
  • つや消しトップコート(缶スプレー)
  • 塗装用マスク

トップコートと呼ばれるスプレー缶のコーティング剤を使います。塗装していなくても、つや消しのトップコートをするとテカテカが消えます。

プラスチック特有のテカテカ感が消え、おもちゃっぽさが消えてくれます。

スプレータイプで周囲に舞うので、屋外かつ安全衛生のためマスクを必ずしましょう。

つや消しトップコートの定番

有機溶剤を多く含んだMr.スーパークリアーか、有機溶剤が少ないMr.トップコートが定番です。

Mr.スーパークリアーはにおいが強いですが、代わりにコーティングが強いです。Mr.トップコートは有機溶剤少な目なのでにおいが少ないですが、Mr.スーパークリアーに比べるとコーティングが弱く乾きが悪いです。お好みでお選びください。

初めてのガンプラ製作時のトップコートになぜつや消しトップコートがおすすめなのか?また、トップコートのやり方についてはこちらもご覧ください。

ステップ4.パーツの境目をクッキリさせたい(スミ入れ)

スミ入れにはスミ入れ塗料が必要です
  • スミ入れ塗料

パーツとパーツの境目に暗い色を塗るスミ入れは、塗装に関する技術や知識がほぼなくてもできる非常にタイパの良い方法です。

記載の順番が前後しますが、「スミ入れはつや消しトップコートを行う前」という順番が鉄則です。
つや消し後のザラザラな表面に塗料が残り、汚くなります。

初心者のスミ入れにおすすめな道具は2種類あります。

今後も塗装する予定がない人

ガンダムマーカー流し込みスミ入れペンという、まさにガンプラ用に作られたペンがおすすめです。

このペンのメリットはふき取り用のツールがいらないことです。つや消し前なら消しゴムで消えます。また、ペンタイプなので保管が楽です。においもありません。

良いことづくめのようですが、他塗料との相性が悪く、他の塗料と併用すると溶かします。

今後の塗装も考えたい人

万能で使えるタミヤスミ入れ塗料がおすすめです。

タミヤスミ入れ塗料のメリットは、基本的に他塗料を溶かさないため塗装との相性が良いです。また、筆も蓋に付いているため筆を買う必要がありません。

デメリットは灯油系のにおいと、ふき取るためにエナメル溶剤という別商品が必要なことです。また、強く圧力のかかった部分にスミ入れ塗料を流すとパーツが割れるリスクがあります。

スミ入れのまとめ

総じて、塗装するつもりがないガンプラにガンダムマーカーは非常におすすめです。

ただ、塗装を始めると全く使わなくなってしまいますのでどこまでのコストをかけるかはお財布と相談となります。

スミ入れは別途解説記事も用意していますので、こちらもどうぞ。

まとめ

ここまでの4ステップまでなら、以上で挙げた道具のみで対応が可能です。そこそこお安く済み、場所もとらなくて良いのではないでしょうか。

  • ニッパー
  • パーツオープナー
  • ヤスリ(400番と600番の2種類)
  • つや消しトップコート
  • 塗装マスク
  • スミ入れ塗料(+ふき取り用溶剤)

たくさんの道具を買いそろえる前に、自分が作りたいステップまでで作ったうえで、それでも不満があった時に買い足せば無駄な出費も抑えられます。

それまではたくさんのキットを買って、いっぱい楽しんでください!

付録

この4ステップよりもほんの少しだけグレードアップした作り方については以下の記事で紹介しています。

一切塗装せず、簡単で、でも組み立てただけよりかっこよくしたい!を目標に作った例です。

最低限必要なものに加え、あると便利になったり時短になる道具も紹介しています。

お時間あればぜひ見ていってください。

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