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ガンプラにおすすめの金属ヤスリ・スジボリ堂鬼斬レビュー

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ガンプラ用金属ヤスリはプロの目を通ったものがおすすめ

今回のテーマはガンプラで使える金属ヤスリ(金ヤスリ/鉄ヤスリ)。

金属ヤスリの特徴をご紹介のうえ、最後に代表例スジボリ堂「鬼斬(おにぎり)」をご紹介・レビューします。

過去、ガンプラ初心者におすすめする最初のヤスリを解説したことがありました。

本ページはこの続きモノの一つです。

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金属ヤスリって何がいいの?

紙ヤスリやスポンジヤスリ等、ガンプラで使うヤスリには幾つか種類があります。

このうち、金属製のヤスリが金属ヤスリ。(そのままですね)

中でも、当記事では金属に目(刃のようなぎざぎざ)があるタイプについて取り上げます。

他には、ダイヤモンド粒子を吸着させたダイヤモンドヤスリと呼ばれる金属ヤスリもあります。

そちらについては当ページの範囲外にします。

ダイヤモンドヤスリについては別で代表製品をレビューしています。

金属ヤスリのメリット・デメリット

メリット

  • 切削力が高い
  • 剛性が高い
    • →ゆえに面出しエッジ出しには特に強い

デメリット

  • 切削力が高すぎ、コントロールが難しい
  • 錆や摩耗による性能劣化がある

金属ヤスリが他のヤスリに比べて優れているのは「切削性」「剛性」です。

特に切削性は金属で樹脂を削ることから、他ヤスリに比べて圧倒的な優位性があります。

また、金属の持つ剛性によりたわみに強いです。

この点は、剛性が有利に働く平面出しやエッジ出しで大きな効力を発揮できます。

金属ヤスリは本来プラモデル製品ではなかった

金属ヤスリは、元来は鉄工や金属加工、木工の世界で使われているものです。

この中から、最小サイズ(=精密ヤスリ)がプラモデル/ガンプラ用に流れてきたところから始まっていると思われます。

しかし、元は金属や木を相手にすることから模型でそのまま使うには大味です。

サイズもさることながら、切削力が優先されるので表面が荒れてしまうのです。

総じて、0.1mm単位が求められるプラモデル/ガンプラの世界にはそぐわないものが多いです。

だから金属ヤスリは模型用に仕立てられたものを使う

上記から、初心者がプラモデルに使う金属ヤスリを選ぶ際はプラモデル専用品を使うのがおすすめです。

たまに見る、初心者向け〇〇セット!のような商品に入っている金属ヤスリは、プラモデル用にチョイスされたものとは限りません。

鉄工用からそのまま流用してきた精密ヤスリも多いように思え、おすすめしづらいです。

そこで当記事では多くのモデラーに愛されるスジボリ堂鬼斬に焦点を当てます。

スジボリ堂鬼斬はプラモデルのプロであるスジボリ堂さんが取り扱っている、正にプラモ専用金属ヤスリ。

プロの目を通った素性の確かなものなので、安心です。

その前に、もう少し金属ヤスリ選定の基準について書かせてください。

ガンプラ用に金属ヤスリを選ぶときの基準は?

重要なのは目の考え方

金属ヤスリには、目と呼ばれる切削箇所があります。

これが交差しているものを複目、一方向だけになっているものを単目と呼びます。

一般的に鉄工用などは複目です。切削性に優れるためでしょう。

しかし、切削した表面を荒らしてしまうデメリットがあります。

表面状態が重要になるプラモデル/ガンプラは、対金属程の切削力は必要としません。

このため、表面状態がきれいな状態のまま切削できる単目を選んだ方が後々都合が良いです。

小ささや扱いやすさも大事

模型用なので、当然0.1mm単位の狙った箇所への対応も重要になります。

一方で、面出しなどでは(模型としては)大きな範囲を対応するケースも出てきます。

このため、同じ金属ヤスリでも似た使用感を複数の幅で揃えておくと安心です。

スジボリ堂・鬼斬は切削力と切削跡の美しさを両立

まとめますと、金属ヤスリを選ぶ際のポイントは以下です。

  • プラモデル用としてプロの目が通っている
  • 単目がうれしい
  • 複数サイズ展開だとなおうれしい

これをすべて満たすのがスジボリ堂・鬼斬シリーズです。

切削力があり、かつ切削跡が美しいのが一番のポイント。

おいしいところ両立の金属ヤスリがスジボリ堂鬼斬です。

筆者
筆者

金ヤスリは色々買ったんですが、最初からこれだけ買っておけばよかったです

複数サイズ展開

スジボリ堂鬼斬には、大きく分けて3サイズの展開があります。

使用感も同じなので3サイズ揃えるとめちゃ快適です。

実際の切削跡

ハンディ鬼斬(細目)

薄刃鬼斬

微美鬼斬

お手入れ方法

他の金属ヤスリ同様、スタンダードなのは真鍮線のワイヤーブラシで払うことです。

しかし、金属を削るわけではないので歯ブラシなども良いでしょう。

筆者のおすすめは練り消しです。

耐久性はどうなの?

筆者は数年使っていますが、今のところ性能劣化は感じません。

いつかはへたる時が来るでしょう。

しかし、数年間持つと考えるとコスパは悪くないのではないでしょうか。

また、金属なので水分にはご注意ください。

使用しない時もブラッシングなどのお手入れをすると長持ちします。

どこで買うの?

筆者が知る限り、2025年時点ではスジボリ堂さん専売だと思われます。

他サイトでの取り扱いは正規の販路かが不明なため、リンクは貼りません。

Google検索などで「スジボリ堂 鬼斬」と検索し、スジボリ堂さんサイトへアクセスしてみてください!

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